お知らせ
注意情報2021.12.26

カットパンによる乳児の窒息事故について!!

旭市より注意喚起がありました。
カットパンによる乳児の窒息死亡事故が起こっています。以下の点に注意してください。

(注意点)

1歳前後の乳幼児に食べ物を与える際は、無理なく食べられるよう小さく切って与え、飲み込むまで目を離さないようにしましょう。
1歳前後の乳幼児に食べ物を与える際は、無理なく食べられるよう、小さく切って与え、飲み込むまで目を離さないように注意しましょう。食べる際はお茶や水などの水分も与えるようにしましょう。また、表示された月齢のみを参考にするのではなく、子どもに与える前に一口食べてみて、固さ等を確認するとともに、子どもの食べ方の様子を見て食べさせるようにしましょう。

食品で窒息が起こったときは、直ちに応急処置を行い救急要請しましょう。
窒息後3~4分で顔色が青紫色等に変色(チアノーゼ)し、5~6分程度で呼吸が止まって意識を失い、15分を過ぎると脳死に至ると言われています。
苦しそうで顔色が悪く、泣き声も出ないときは、気道異物による窒息を疑い、直ちに応急処置を実施し、速やかに119番通報してください。

「乳児用規格適用食品」という標記は乳児用に作られた食べ物という意味ではありません。
「乳児用規格適用食品」とは、食品の規格基準(放射性物質(放射性セシウム)の基準値:50Bq/kg)を適用した食品であることを示すものです。つまり、放射性物質の量のみが少ないという意味です。乳児にとってさまざまな面で安全であることを示したものではありません。国民生活センターに確認したところ、乳児の食品に関する国の統一ルールはこれ以外ないという現状を確認しました。「日本ベビーフード協議会」が自主規格を策定し遵守して作られた食品に関しては今の所、死亡事故が起こっていないそうです(国民生活センターに確認)。

現在、国が統一ルールを策定していないので、子どもの命を守る為には保護者が自分で気を付けるしか手がない状況となっております。ベビーフードやおやつを食べさせる際には細心の注意を払っていただきたいと思います。

〈参考資料〉

カットパンによる乳児の窒息事故

乳児用規格適用食品表示に係わるアンケート